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クラックの正しい補修方法

更新日:2024年11月24日







前回は、外壁のひび割れ"クラック"について危険性などの解説をさせていただきました。

今回は、そんなクラックの補修方法についての解説をしようと思います。


自分でできるの?業者に任せて大丈夫?

などの疑問を、注意点も踏まえて解説していきます。




クラック補修は自分で出来る?業者に依頼?

まずは、外壁のクラック補修がDIYで出来るかどうかについてです。

やはり、ひび割れは気になる…けど業者に依頼した時の費用も気になる…という方は多くいらっしゃると思います。


結論から言うと、DIYでも補修することは出来ます

しかし、それはあくまでクラックの大きさや深さによります。




クラックの大きさ別補修方法

クラックの補修方法は、先ほど述べた通りクラックのサイズによって異なります。

クラックは補修の仕方によって根本的な要因を抑える事が出来るかどうかが変わってくるため、見た目だけ補修されたようで、実はあまり意味のない補修を行なってしまわないためにも、補修方法の原理を理解しておきましょう。


0.3mm以下の補修方法

クラックは、0.3mm以下はヘアークラックと呼ばれあまり緊急性はないと前回ご説明しました。この場合、たいてい表面のひび割れであるためそこまで技術を要する作業は求められません。

そのためこの程度のクラックであれば、一般の方でも補修することは可能です。


●シール工法●

0.3㎜以下のクラック補修は、“シール工法”が一般的です。

シール工法とは、シーリング材又は樹脂をクラックに擦り込む表面的な補修方法です。

シール工法の手順は、以下のような流れになります。

1クラック箇所を刷毛やブラシなどで砂埃などを落とす

2シーリング材を充填し、擦り込む

3乾かす

シーリング材はホームセンターなどで購入できるので、自分で安価に済ますことが出来ます。
















また、外壁塗装を検討している場合は、塗装手順の中で一緒に行える“フィラー工法”と呼ばれる補修方法があります。

塗装工程の下地塗布時にフィラー(粘土のある下地調整材)をクラック部分に擦り込む簡単な補修方法で、大抵は追加費用なしで一緒に行ってくれるので業者に相談してみるといいでしょう。



0.3mm以上の補修方法

0.3mm以上クラックは、奥行きもあります。この奥行きにしっかりアプローチしないと根本の補修にはなりません。

これ以上のサイズのクラック補修は、知識や技術、また専門道具も必要になってくるため、DIYで行うことはあまりお勧めできません。


●U(V)カットシール工法●

0.3㎜以上で奥行きもある場合、“U(V)カットシール工法”と呼ばれる補修が一般的です。

U(V)カットシール工法の手順は、以下のような流れになります。


補修前の断面の図












1.電動カッターなどでクラック部分をU(V)字にカット

最深部まで充填できるように、ひび割れ部分を平等な溝の深さにします。















2.プライマー塗布

充填するシーリング材の密着性を高めるため、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗布します。















3.シーリング材の充填

プライマーの乾燥後、シーリング材を充填します。再発防止のためしっかりと補填していきます。
















4.塗装

充填したシーリング材が乾燥し、外壁表面が均等になったところで外壁塗装を行います。補修箇所が隠れるので、外観が整います。




















ここまで説明しましたが、1番に理解しなければいけないポイントは、"ひび割れの最深部まで補修材がしっかり充填できているかどうか"です。


クラック補修を業者に依頼する際は、補修手順を聞き、正しい補修が行われるかどうかをしっかり確認してから依頼するようにしましょう。




おうちのクラックが気になる方は、是非HMCサービス株式会社にご相談ください!

 
 
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